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わし専用「ひとりごと」帳。 時々よその子お借りしてます
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3月2日お誕生日だったのです。 こんにちは!
2日終了間際にtwitterで呟いたら、おめでとうの嵐を頂いて、
驚き半分、嬉しさ半分とそれ以上でとってもいい日になりました。
本当にありがとうございます!!
皆様のおかげで今日も私は生きています。




0edf8e98.png

さて、その嬉しく楽しいお誕生日なのですが!
メールボックスを見たらビックリ! 坂道さんにお話を頂いてしまいました・・///

こう、こういう畑におりますと、小説を頂く事なんてほぼ無い事なので、
相当感動しました・・そして超挙動不審でしたw

自分だけで楽しむのはあまりにも勿体無かったので、
掲載許可を頂きまして、ブログに載せてしまう暴挙にでたのです(’v`*)
ちょっとだけ幸せをおすそわけ! 坂道さんありがとうございます!!


続きを読むからどうぞです!→


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わくわく刑務所 

 

 

 

 

「ソウイエバ隊長、オ誕生日デスヨネ?オメデトウゴザイマス」

「へぇ!それは初耳、オメデトウゴザイマス!血濡れたケーキに――派手な炎が必要かね?おいネムリ、M子を呼べ。ここは盛大に燃やしてやろうじゃないか!」

「お前らに誰かの誕生日を祝う甲斐性があるとはな。少し見直したが、ケーキだけ置いてさっさと仕事に戻れ。以上だ」

「ミンナデ食ベタ方がオイシイデスヨ。ナンナラ突発ディナーショーヲ開催シマショウカ?」

「演目大花火!俺の周りを輪になって踊り狂う囚人らを、チェーンソーでぶった斬るのはどうかね?料理に新鮮で濃厚なソースがかかって一石二鳥だがね!」

「オマエガタノシイダケダロウ、ソレジャア……アクマデ隊長ニ楽シンデモラワナイト。ツマリ、M子ヲ燃ヤシテ解体シテヤレバ、二鳥ドコロカ三鳥ニナル。ネェ、隊長?」

「確かにあいつは、私の芸術的な支部改造をいともたやすくすり抜けて行くからな。聞くところによると、お前が原因らしいが。お前が消えれば私の芸術が完成すると言う事か?どうなんだ?すぐ答えろッ!」

『ネムリ様―――――――ッッ』


――ヴォルゥゥゥゥオオオン……ッ、ドッドッドッドッドッ


「ヤレヤレ……噂ヲスレバナントヤラダナ」

(今回ばかりはM子に感謝の言葉でも述べてやったらどうかね?)

(オマエノソノ手ニ持ッテイル騒音デカキサレルンダガ?)


ばぁぁぁん……ッ(扉を開く音)

 
「ネムr「ウェーーールカァァァァァム可愛い可愛いブタちゃんさん!遅くて遅くて待ちくたびれていたがね――まぁ、潰れたまえ」

「マァ待テイカレ」


ギャルギョルゴルルルルルルrrrrrrrrr
 
ちょんと脇腹を突かれたせいで"的"から外れ、チェーンソーが抉り出したのはコンクリートの壁である。部屋に漂う白い靄が少々熱を帯びてうすら寒さを感じる生温かさを生んだ。

 

「貴様……!破壊したな?血まみれならまだしも、破壊したな?生まれてからこのかた戦いまみれで常識を教わる機会がなかったんだろう。今叩きこんでやるからそこになおれ」

(やばいな)

(知ランゾ)

「貴様もだ、ネムリ教官。何故チェーンソーの刃を直接
止めなかった?物は大切にしろとお前なら分かっていてくれると思っていた私が馬鹿だった!」
 
「待ッテクダサイヨ、少シ理不尽にナッテキ――ナンデモアリマセン。ソノ教鞭ヲオオサメクダサイ」

「おいM子。貴様またネムリ教官からのお仕置き欲しさに脱獄したんだな?……それは置いておくにしてもだ。どうやってここまで来た?事細かに寸分の洩れなく説明したら、一晩程ネムリ教官を貸してやろうじゃないか。どうだ?」

「やーい売られてやんのーザマーミロ!」

「貴方なんかにネムリ様を貸し出す権限なんてなくってよ!失礼しちゃうわ、そんなの、願い下げよ!私は私の力で私のネムリ様に私の身体を……ああ!漲ってまいりましたワ……っ」

「テメェM子!こんな好条件呑まないなんておまえの頭に脳は詰まってるのかね?確認してやろうじゃないか」

「誕生日会ナノニコイツラハイツモドオリデスネェ……」

「おい、ネムリ教官。まさかお流れに出来ると思っていないだろうな?後でキッチリ罰は受けてもらうからな。とにかく腹が減った。ケーキも良いが肉が欲しい。とって来い」

「ハイハイ……オーイイカレ、遊ンデナイデ肉ヲパリットローストスル準備ニトリカカレ。隊長ガゴ立腹ツイデニゴ空腹ダ」

「ちっ」

「ワタクシもお供しますわ!」

……がらん……

 「……ふう。やっと静かになったか。なんとも騒がしい誕生日だ。そういえばこんなのは初めてだな……」

 泣きぼくろ側に一輪の薔薇を飾った帽子。その花弁を摘まむと、カサリと乾いた音がした。

「全く。何がそういえばだ……ケーキなんぞ贅沢品用意しおって。ガラにもないことをする」

「全く――困った奴らだ」

煙管に火を入れ、スウと肺を膨らませ、フウと吐きだした。

――これを吸い始めたのも何がきっかけだったかな。

やつらには思い出が出来る程の暇はあったのだろうか。

「うむ。酒でも用意するか……たしか没収品の中に数本あった気がしたな」

 そしてボウシヤ隊長が部屋に戻ってきた頃、「まぁたまには……」という気持ちが吹っ飛ぶような光景だったとさ。
 

 

 
『貴様らそこになおれぇぇええええ!!』

 

 

 声は刑務所から遠ざかり――遠ざかり――点になるほど遠ざかり――月にヒビが入り雫がひとつ落ちました。



------------------------------------


(急いで貼り付けているので、あとで修正&追記させてもらいます!)

いやはや!手ブロでもあれだけしか描いていないのに、
ここまでやってくださるともうもう嬉し涙しか出てきません・・!!
坂道さんは創作畑の方ではないので、まさかまさかのプレゼント
いろんな意味でビックリドッキリさせて頂きましたw

私も創作漫画描かなきゃな・・とちょっと反省しております。
おえかきがんばるよ!



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